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id:BOUYAさんのとこでみてショックを受けたので日本図書普及㈱のサイトをみてみた。
http://www.toshocard.com/index.html
図書券の話。
あたし諭吉よりも、漱石よりも図書券が好きで、なんで好きなのかわからないけれど図書券を貰ったら絶対それで雑誌が買えなくて、絶対売ったり捨てたりしない本を1週間以上本屋に通い詰めて悩んで買うくらいに図書券が好きで、いざ使うぞと思って千円札なんかが財布に入っていた日には紙幣の方を率先して使ってしまうのだけれど、なんで好きかはわからない。これが百貨店商品券とかお米券でも何とも思えないのだわ。むしろ誰かに頼んで現金と交換するもの。多分、図書券は本しか買えないからすごく好きなのだとおもう。云ってみればただの商品券なのに、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いの逆のことわざが今思い出せないけれど、同じ絶対量で、「正」の意味として捉えて下さい。大体でいいんで。はい、それ。云ってみればただの商品券なのに、本しか買えないなんて、なんて潔いとまで思う。大袈裟ではない。
それが販売終わっちゃう。図書カード完全移行だって。データ送るのが楽なんだって。そうかもしれないですね。一枚一枚にぴよぴよぴよぴよ閉店後にハンコ押して数えて束ねて送るのだものね。磁気カードが使えないときの苦労とか、クレームとかは、まぁ、合理的な部分に比べたらちっぽけなはなしなのかな、って思った。
純粋消費者にもどったあたしは、なんだか図書カードを味気なく思って悲しくなりました。
あ、でも北海道いつまで、とか書いてないので来年秋なのかなぁ。
日の収穫
- にせニセことわざずかん/荒井良二/のら書房isbn:493112920x/1200円